DECO*27の新曲「モニタリング」は、初音ミクをフィーチャーしたポップダンスチューンで、歌謡曲とベースハウスの要素を融合させた楽曲です。この曲は2024年11月23日から各大音楽プラットフォームでリリースされています。ドアベルやノックの音から始まるこの曲は、ドアの覗き窓から初音ミクを覗き込むシーンから始まり、物語を繰り広げます。繰り返し出てくる「ねえあたし知ってるよ」という歌词は、リスナーに解釈の余地を残し、DECO*27独自の歌詞の手腕を発揮しています。
音楽的なスタイルでは、「モニタリング」はベースハウスをベースにし、昭和歌謡の独特のリズムを組み合わせ、ユニークなリズムを構築しています。メロディーラインには日本人が馴染みのある要素が織り交ぜられており、「縦ノリビート」を加えたりすることで、新鮮な感覚を提供しています。この曲の編曲はDECO*27自身と以前に協力したHayato Yamamotoが共同で行われ、彼らは「ルーキー」以来「変化」をテーマに新しい混合音楽を共同で創造しています。
ミュージックビデオ(MV)は、アニメーターのkeeが監督とキャラクターデザインを担当し、「TRANSFORM」というDECO*27の第9枚目のアルバムのキービジュアルやジャケットイラストもデザインしています。MVでは、ドアの覗き窓から覗き込む初音ミクが奇妙でキュートで、全体的に迷幻ポップのスタイルが漂い、キャラクターやアニメーション効果が徐々に強くなることで「危険性」を表現しています。
「モニタリング」はまた、DECO*27の第9枚目のアルバム「TRANSFORM」に収録されており、このアルバムは2024年11月27日にリリースされる予定です。
DECO*27 – モニタリング 歌詞
ねえあたし知ってるよ きみがひとり“XX”してるの知ってるよ
ビクンビクン震えてさ 声もダダ漏れなんだわ
正直に言っちゃえよ バレてるんだし言っちゃえよ 効いてんの?
普通普通 恥ずかしい?みんな隠しているだけ
ねえあたし知ってるよ きみがひとり“涙”してるの知ってるよ
グスングスン凹んでさ 弱音ヒトカラ in the night
朝が来るまで一緒コース もっと泣いたって
何度だって受け止めてあげる
もう我慢しないでいっぱい出してね
MWAH!
お願い きみが欲しいの
慰めさせてシェイクシェイク 愛の才能で
泣いてくれなきゃ 涸れてしまう 濡れていたい
ねえいいでしょう? 舐め取って 飲み干したいんだってば
MWAH!
お願い きみが欲しいの
頼り散らしてシックラブ なんて最高ね
分けてくれなきゃ 君の“痛い”感じていたい
ねえいいでしょう? 吸い取って 救いたいんだってば
見たいの きみの中
ねえあたし知ってるよ きみがひとり悔しがってんの知ってるよ
ズキュンズキュン高まるじゃん きみを推すことをやめない
ねえあたし知ってるよ きみはできる子 知ってるよ
つらい時は弱いくらいで丁度いい あたしそれでも好きだよ
MWAH!
お願い きみが欲しいの
名前を呼んでよ いつだって会いに参上
きみはひとりだ だから歌う「ひとりじゃない」
もういいでしょう
ソロプレイはお仕舞いなんだってば
きみが病めるときも あたし側にいるわ
いつも見守っているわ そうよ 怖くないのよ
MWAH!
お願い きみが欲しいの
慰めさせてシェイクシェイク 愛の才能で
泣いてくれなきゃ 涸れてしまう 濡れていたい
ねえいいでしょう? 舐め取って 飲み干したいんだってば
MWAH!
お願い きみが欲しいの
頼り散らしてシックラブ なんて最高ね
分けてくれなきゃ 君の“痛い”感じていたい 覗いていたい
吸い取って 救いたいんだってば
ねえあたし知ってるよ きみがひとり“涙”してるの知ってるよ
グスングスン凹んでさ 弱音ヒトカラ in the night
朝が来るまで一緒コース もっと泣いたって
何度だって受け止めてあげる
もう我慢しないで出してってば
さあ
1. この曲は、主人公の妄想と幻覚が交差するストーリーで、ミクが本当に心配してくれている姿と、主人公が見ている妄想の中のミクの姿が対比して、深いメッセージを感じさせます。
2. ドアスコープ越しに見つめ合う二人の関係性が複雑で、歌詞と映像が上手くマッチしてて、見る者の解釈に委ねられた部分が多く、何度も観て新しい発見がある曲です。
3. 最初はミクがストーカーぽく見えたけど、最後の表情を見ると、実は主人公の方こそがヤバい人で、ミクはただの優しい子だったんじゃないかと思えました。
4. 歌詞がエッな感じを匂わせる部分が多くて、主人公の心理描写が上手いですね。寄生虫のようなビジュアルも印象的で、見る者の想像力を刺激します。
5. 曲のMVでミクがドアスコープ越しに見つめているシーンが印象的で、まるで私たちがドアの内側から見てる目になってしまいます。
6. 曲の後半に花嫁姿のミクが登場するシーンは、主人公の妄想が現実味を失っている証拠で、見る者の解釈に任せる部分が上手くって感動しました。
7. 曲のサイケデリックな映像と歌詞が主人公の精神状態を表していて、ミクが本当に主人公を心配してくれている姿がリアルで切なく感じました。
8. この曲は、DECO*27の独特の表現力が光る作品で、見る者の想像力を刺激し、何度も観て新しい発見があると感じる楽曲です。
9. 最後のドアが開く瞬間、ミクの表情が心配そうで、主人公の方こそがヤバい人で、ミクはただの優しい子だったんじゃないかと思えました。
10. 曲のMVで寄生虫のような生物がミクに寄生しているシーンは、主人公の妄想を表しているんでしょうか? 見る者の解釈に委ねられた部分が多くて面白いです。