なとりの新曲「非常口 逃げてみた」は、2025年8月30日にサプライズでリリースされました。この曲のミュージックビデオ(MV)も同日にYouTube Music Weekendで初公開されました。MVはイラストレーターのiimememeが手がけ、なとりに似たキャラクターが謎の人物に追いかけられる緊張感あふれるシーンが描かれています。このビデオは、なとりの過去のMVを手がけた深山えみが監督を務めました。

歌詞
火をつけて、ライター
後ろ 気をつけて、BYE NOW
ふとした時に思い出した
部屋は狭い方がよかった
狭くて広い、明るくて暗い
許せば死体、逃げ場所はない
あなたが嫌い、あなたが嫌い
あなたが嫌い、あなたが嫌い
あと、野菜も嫌い
段々と腐っていくみたいに
淡々と向かっている、おしまい
欄干の壊れた橋を渡り
惨憺たる夢に私はもたれる
もう歩けない、息がもたない
落ちれば死体、逃げ場所はない
あなたが嫌い、あなたが嫌い
あなたが嫌い、あなたが嫌い
(えっと、、)野菜も嫌い
逃げ出したい、逃げ出したい
頭痛い、伏せたい いい夢を見たい
でも出来ない、終わってない宿題
まだいっぱい、なのに帰れない
逃げ出したい、逃げ出したい
頭痛い、伏せたい いい夢を見たい
でも出来ない、終わってない宿題
まだいっぱい、なのに帰れない
幸せじゃないから、つまらない
眠れば死体、逃げ場所はない
早く逃げたい、はやく逃げたい
はやくにげたい、はやくにげたい!
非常口へ
逃げ出したい、逃げ出したい
頭痛い、伏せたい いい夢を見たい
でも出来ない、終わってない うるさい!
もう逃げたい! だけど帰れない
逃げ出せない!出口がない!
僕の死体、見えないフリして過ごそうね
でも出来ない、終わってない宿題
まだいっぱい、ずっと帰れない
全部おしまい、おやすみしたい
起きれば死体、逃げ場所はない
あなたが嫌い、あなたが嫌い
あなたが嫌い、あなたが嫌い
あと、野菜も嫌い
火をつけて、ライター
歌詞意味
この曲のタイトルは、すでに不安な印象を与えていますが、歌詞とテーマはさらにその印象を強めています。歌詞は、なとり自身が作詞・作曲を手がけており、矛盾と葛藤に満ちた感情を表現しています。例えば、「あなたが嫌い」というフレーズが何度も繰り返されますが、その一方で、主人公は逃げ出したいという強い欲望と、そのできない無力感との間で揺れ動いています。
歌詞の構造は、リフレインと対比的な表現を巧みに組み合わせることで、曲のリズムと緊迫感を高めています。例えば、「狭くて広い、明るくて暗い」というフレーズは、狭小で広い、明るくて暗いという対比を用いることで、混乱と圧迫感を表現しています。また、「火をつけて、ライター」というフレーズは、現実逃避を試みる象徴的な行為を表しているかもしれません。
この曲の全体的なスタイルは、陰鬱で圧迫感のある雰囲気を演出しており、夜の静寂の中で聴くと、歌詞に込められた感情がより深く伝わってくるでしょう。メロディーはシンプルながらもリズミカルで、歌詞のリズムとマッチしているため、曲全体の効果を高めています。
まとめ
「非常口 逃げてみた」は、なとりの音楽の持つ持続的な影響力と人気を示すだけでなく、彼女の海外ツアーと日本武道館での単独公演を控えた中で、彼女のアーティストとしての成長と挑戦を象徴する曲とも言えるでしょう。