三月のパンタシアが歌う「あまのじゃくヒーロー」は、聴く者の心を優しく包み込むような曲です。この曲は、アニメ「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」のエンディングテーマとして使われており、その世界観とぴったりとマッチしています。
歌詞
夜空に浮かんだ
一番星みたいに光ってた
暗がりの迷路で俯く私を
こっちだ、って連れ出してくれた
裏腹な言葉で逃げないで
からかってはしゃぎ合う
今もいいけど
もうちょこっとだけ
近づいてみたいの
素直に言うのは
私も照れるから
何度だって瞳に込めたよ
頬が赤いのは
夕焼けか
照れているからか
聞いてみたい
だから君の口から
本当の想いがこぼれるの待ったの
思わず笑った
相変わらず不器用な君に
素直じゃない私を必ず救い出す君は
あまのじゃくヒーロー
フレイバーの消えない
チューイングガムみたいな君だから
さりげない優しさ
何度も噛み締め
丁寧に味わってたいよ
でもね
いつまでこうして傍にいれるの？
からかってはしゃぎ合う
この毎日も
永遠なんてなくて
いつか別々の
道を選ぶような
瞬間がきたら
君はなんて答えを出すんだろう
あぁ
君が笑い飛ばした
どれだけ先の話してんの、と
いじけた顔をして
不安がる私を
不器用に抱き寄せた
いたいよ
頬が赤くなる
体温がひとつに溶けてく
好きな人と同じ想い分け合えることが
こんなに幸せだなんて
思わず祈った
このぬくもり忘れたくないよ
素直じゃない私を必ず救い出す君は
間違いなく
あまのじゃくヒーロー
歌詞意味
まず、この曲の歌詞は、みあさんが書いたもので、瀬尾祥太郎さんが作曲を担当しました。瀬尾さんは、MONACAという音楽制作会社のメンバーでもあり、多くのアニメやゲームの音楽を手がけています。そのせいか、この曲はアニメの世界観を完璧に表現しています。
歌詞を読むと、恋する女の子の心理が細かく描かれています。例えば、「夜空に浮かんだ一番星みたいに光ってた 暗がりの迷路で俯く私を こっちだ、って連れ出してくれた」というフレーズでは、彼女が彼に導かれていく様子が描かれています。彼は彼女にとっての光のような存在で、彼がいなければ彼女はその暗い迷路から出られなかったかもしれません。
また、「素直に言うのは 私も照れるから 何度だって瞳に込めたよ 頬が赤いのは 夕焼けか 照れているからか 聞いてみたい」という部分では、彼女が彼に自分の気持ちを素直に伝えられないでいる様子が描かれています。彼女は彼に好意を抱いていますが、それを直接口に出すことができません。彼女は彼が自分に同じような気持ちを抱いてくれることを願っていますが、それを確認することができません。
そして、「だから君の口から 本当の想いがこぼれるの待ったの 思わず笑った 相変わらず不器用な君に 素直じゃない私を必ず救い出す君は あまのじゃくヒーロー」という部分では、彼が彼女を救ってくれる存在であることが描かれています。彼は彼女にとっての「あまのじゃくヒーロー」で、彼女が迷っているときにはいつも彼が彼女を導いてくれます。
この曲のメロディーは、三月のパンタシアの歌声ととてもよくマッチしています。彼女の声は澄み渡っていて、聴く者の心を癒してくれます。この曲を聴いていると、まるで自分もその恋する女の子の気持ちになって、彼に導かれていくような気分になります。
まとめ
「あまのじゃくヒーロー」は、恋する女の子の心理を細かく描いた曲です。彼女が彼に好意を抱いていながらも、それを素直に伝えられないでいる様子が描かれています。しかし、彼は彼女にとっての光のような存在で、彼がいなければ彼女はその暗い迷路から出られなかったかもしれません。この曲を聴くことで、私たちもその恋する女の子の気持ちに触れることができます。
