月曜から火曜、水曜から木曜へ。疲れた心に、「月火から水木にお疲れ」という言葉が、優しく、そして少しユーモアを込めて寄り添う。King & Princeの7thアルバム『STARRING』の主役たる楽曲「Theater」は、そんな日常の共感から幕を開ける。

歌詞
月火から水木にお疲れ everybody clap your hands
待ち侘びた金土日さ come and bring all your friends
世間は work, work 目線は don't stop
心も体もボロボロです
頑張り屋な日本人に everybody clap your hands
やるせない朝にうんざりしちゃって
何も変わんない routine 染み込んだ癖
ミステイクまた自分のせいに 憧れ持った能天気
結局はいつも通りだ
過ぎ去っていく day by day
考えたって don't know if it's the right way
吹く風も味方にして let's ride away
Welcome to our シアター ほら踊れば
幕開けの合図が it's calling you back
波瀾万丈な人生くらいが ちょうどいいのさ
君が創るショータイムを 見せて 見せて ちょうだい
春夏すぎ秋冬にやれやれ everybody clap your hands
ギリギリ駆け込んで間に合うかの never ending game
気持ちは go, go されども no, no 現実はそう甘くないね
働き屋な日本人に everybody clap your hands
お決まりの suit and tie
How can I be myself and I
どれもこれも色のない 世界に興味はない
見る向こう側で we're gonna find a way
Welcome to our シアター ほら踊れば
幕開けの合図が it's calling you back
波瀾万丈な人生くらいが ちょうどいいのさ
君が創るショータイムを 見せて 見せて
過ぎ去っていくday by day
考えたって don't know if it's the right way
吹く風も味方にして let's ride away
Welcome to our シアター ほら踊れば
幕開けの合図が it's calling you back
波瀾万丈な人生くらいがちょうどいいのさ
君が創るショータイムを見せて 見せてちょうだい
とびっきりショータイム 誰でも招待
あなたのショータイムを見せてちょうだい
とびっきりショータイム 誰でも招待
あなたのショータイムを見せてちょうだい
歌詞意味
決まったスーツとネクタイ(「お決まりの suit and tie」)、何も変わらないルーティン。時に私たちは、自分という舞台の上で、ただ与えられた役をこなすだけの役者のようになってはいないだろうか。「心も体もボロボロです」という本音の裏側には、「ミステイクまた自分のせいに」してしまう、私たち自身のひそやかな嘆きが重なる。
しかし、この楽曲は決して、現実への諦めの歌ではない。
そこに差し込む一筋の光が、あの魔法の言葉なのである。
「Welcome to our Theater.」
これは単なる歓迎の言葉ではない。私たち一人ひとりへの、最高にパーソナルな招待状なのである。この楽曲が属するアルバム『STARRING』のコンセプトは「音楽と映画」。彼らはこの歌を通じて、私たちのありふれた日々そのものを、音楽と映画に満ちた劇空間へと変容させる術を教えてくれる。
「ほら踊れば、幕開けの合図が it's calling you back」
踊れ。その一歩を踏み出せば、そこがあなたの舞台になる。人生という名の劇場の、開幕の合図は、あなた自身が奏でるのだと。
そして、この楽曲の核心にあるのが、「波瀾万丈な人生くらいが、ちょうどいいのさ」という力強い宣言だ。平坦で退屈な道より、山あり谷ありのドラマチックな物語の方が、ずっと面白いではないか。失敗も、挫折も、すべてはスペクタクルな物語の一部。そう歌うことで、私たちの肩の力をそっと抜き、前を向かせてくれる。
永瀬廉さんが紡いた詞とメロディーは、まさにこの「劇場」を彩るBGMそのもの。編曲と振付によって、言葉の一つひとつが、色鮮やかな映像として眼前に広がっていく。
さあ、あなたはこの劇場の主役だ。
「君が創るショータイムを、見せて、見せて、ちょうだい」
この歌は、そんなリクエストなのである。King & Princeというアーティストが創る「シアター」に私たちを招き入れながら、その舞台の上で、私たち自身の「とびっきりショータイム」を演じることを歓迎している。
まとめ
12月24日という、一年の終わりであり、新たな始まりを予感させる日にロードショーを迎えるこのアルバム。あなたはもう、自分だけの舞台の幕を開ける合図を、受け取っているのだから。