
歌詞
Feel like 椅子取りゲーム
誰かを蹴落として
Get する
Rich & Fame
それが幸せ?
いつかは逆転する人生
俺のイスを奪ってくれ
Who did who did
Lookin at me
速すぎ
止まってみえる俺の動き
Like Tik Tok みる girl
キリがない
MBTI なら俺
ADHD
Lookin at me
わたしはスター
Like チバユウキ
ピカピカ 光ってる
IPhone通知
あとでいっか 俺 so
ADHD
Hello Hater’s
いつのま増えてった
売れてきた
証拠じゃん
このTwitter
手のひら返しもご自由に
きみもできるお手おかわり
Lookin at u
俺しない
絶対しゃばい動き
ごめんなさい
出るあくび
I show you
渋谷流の成り上がり
2枚ばきする Jeansは
ちょーおもたい
でもちょうどいハンデじゃん
おまえたちには
おれが腰履きのシンボル Yeah
だけど真似できない
カズマの Swag
履いてるデザイナーシューズ
ふんじゃうカカト靴
きにしないルール
ふんじゃうカカト靴
メタフェタミン
よりはやい
おれはイヤフォンで聞けてるカミナリ
Lookin at me
速すぎ
止まってみえる俺の動き
Like Tik Tok みる girl
キリがない
MBTI なら俺
ADHD
Lookin at me
わたしはスター
Like チバユウキ
ピカピカ 光ってる
IPhone通知
あとでいっか 俺 so
ADHD
[Benjazzy]
他人の顔伺うより疑え鏡の前映る顔
人の名前と顔覚えんの苦手の癖
忘れないHaterのアカウント
うしろめてぇ事言われて腹を立てて
やった事がねぇなら言っちゃ駄目
とか言っちゃ負け
正論で詰めちゃつまらねぇからな
パクリと言われては散々
パクりと客演喰いまくり
捲し立てた言いたがり共の言い掛かり
俺とはノリもソリが合わない曖昧なチルに
浸るより必死に生き急ぐ派手に散る為に
Young 老害OG
の俺達は一切何にも無いとこから何が何でも成し遂げた夢の途中で諦めた奴等が
言う何でもあり
表裏一体のリリックの通りの
人間で世間のおもてなし
なんて求めてねぇから勝手に
期待すんな恨みっこなし
簡単に単純に考えれば良いのに
無駄に悩んで深読み勘繰り
Lookin at me Lookin at me
人見知りだし恥ずかしがり屋な俺は
逆千葉雄喜
Lookin at me
速すぎ
止まってみえる俺の動き
Like Tik Tok みる girl
キリがない
MBTI なら俺
ADHD
Lookin at me
わたしはスター
Like チバユウキ
ピカピカ 光ってる
IPhone通知
あとでいっか 俺 so
ADHD
歌詞意味
「Feel like 椅子取りゲーム/誰かを蹴落としてGetするRich & Fame」という一節は、まさに音楽業界=サバイバル番組の観戦者視点。座椅子を奪い合うように、プレイリストのスロット、ブランドのキャンペーン、そしてリスナーの“8秒の注目”を奪い合う戦争がそこにある。「それが幸せ?」という問いかけは、勝ち残った先に本当に“意味”があるのか、という現代の成功者への皮肉でもある。
「速すぎ/止まってみえる俺の動き」は、実際のラップのフローそのものを言語化した部分。16分音符で連打するビートの隙間を縫うようにkZmの声が“止まって見える”錯覚を生む。これはリスナーに“ADHD的時間感覚”を体験させる演出だ。さらに「MBTI なら俺ADHD」というラインでは、自己診断や占いのように“カテゴライズされる”現代の志向を、自らのネームタグとして逆用する賢さも見せる。
「2枚ばきするJeansはちょーおもたい/でもちょうどいハンデじゃん」は、わざと“不利”を背負ってスタートラインに立つという逆転の発想。ダブルデニムの重さ、踵を踏み潰した高級スニーカー、腰履きのシンボル“カズマのSwag”――すべては「真似できない”重さ”」を演出するアイテム。ハードルを高くすることで、クリアした時の“落差”を最大化する、渋谷発・ヒップホップな成り上がり美学である。
Benjazzyのバースでは「人見知りだし恥ずかしがり屋な俺は逆千葉ユウキ」と自身を“輝くスター像”の裏返しに置く。SNSで“表”を演じることへの疑念、「他人の顔伺うより疑え鏡の前映る顔」とする姿勢は、外見への依存ではなく“自己検証”を最重要視する現代のソロ・クリエイター像だ。忘れられない“ハイター’sアカウント”を脳裏に刻むことで、ネガティブを糧に前へ突き進むスタンスを見せている。
まとめ
・サウンド面:Chaki Zuluによる“無限スクロール”ビートが、リスナーを“次の刺激”へと誘う。
・歌詞面:椅子取りゲーム、重いジーンズ、iPhone通知、ハイター’sアカウント――すべてが“現代の加速”を体現するモチーフ。
・メッセージ面:タイトルのADHDは“注意欠陥”ではなく“注意分散を武器にした生存戦略”。病ではなくスタンス、ハンデではなくアドバンテージとしての“超速さ”である。