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J-POP、アニメ、VTuber楽曲を中心に、詩的な世界観を丁寧に紐解きます。

きくお「天つ水のメノコ」歌詞意味とその物語

2025年8月30日、きくお氏によって初音ミクが歌う『天つ水のメノコ』が発表されました。この曲は、日本の伝統的な物語を現代の音楽スタイルで表現し、独特の和風の雰囲気と深い情感を湛えています。

歌詞

岩屋の奥村はずれに住む雨女
若く美しうららうららメノコ雨女
メノコ雨女

天つ 天つ水よ怒り唸れ
天つ 天つメノコ泣き眠れ

うらら メソコわんわん泣く日にゃ 雨どっと降る
村の掟じゃ泣かせ泣かせ
打てや こりゃえと

天つ 天つ水よ怒り唸れ
天つ 天つメノコ泣き眠れ

色好みの旅のオノコ
これに恋い明かし

日照り干上がり
こりゃ追い出せや雨降りやせぬ

天つ 天つ水よ怒り唸れ
天つ 天つメノコ泣き眠れ

メノコこれにゃ病み耐え難し
雨すさまじく

恨み果てて 村五つに
人流れ消ゆ

天つ 天つ水よ怒り唸れ
天つ 天つメノコ泣き眠れ

天つ 天つ水よ怒り唸れ
天つ 天つメノコ泣き眠れ

オノコ メノコ 泣き踊れ
月よ陽よ嵐となれ

オノコ メノコ眠る社で
突けよ離れよ闇夜の底で

オノコ メノコ 泣き踊れ
あめつちのもと 嵐を呼べ

オノコ メノコ祭る社で
突けよ離れよ魑魅スタマとなって

オオ...

古い村の伝説

この曲の舞台は、岩屋の奥村はずれにあります。そこに住む若い雨女メノコは、その美しい容貌と優しい心で村人たちからも慕われていました。しかし、彼女には一つの秘密がありました。彼女の涙は、雨を呼ぶ力を持っていたのです。村は干ばつに苦しんでいましたが、メノコの涙が雨を降らせることが分かったとき、村人は彼女に泣き続けることを強制しました。彼女は、村の掟に従い、泣き続けることで雨を降らせる役割を担うことになったのです。

悲劇の始まり

「天つ水よ怒り唸れ、天つメノコ泣き眠れ」という歌詞は、メノコの悲しい運命を象徴しています。彼女は、村人たちの期待に応えるために、泣き続けるしかありませんでした。彼女の涙が雨となって村を潤す一方で、彼女自身は心の底から悲しんでいました。彼女は、ただ一人で泣き続けることしかできない運命に置かれていたのです。

旅人の登場

そんなメノコの前に、一人の旅人が現れます。彼は、メノコの美しさに一目惚れし、彼女に恋をしました。しかし、村は干ばつが続き、雨が降らないことで苦しんでいました。村人は、メノコが雨を降らせない原因だと誤解し、彼女を追い出そうとしました。旅人は、メノコを守ろうとしましたが、村人の力には勝てませんでした。

暴風の到来

メノコは、村人たちに追い出され、一人で泣き続けるしかありませんでした。彼女の涙は、ますます激しくなり、暴風雨を呼び起こしました。村は、彼女の涙によって引き起こされた暴風雨に襲われ、多くの家が壊れ、人々は逃げ惑いました。メノコの涙は、彼女の悲しみと怒りの表現であり、村人たちが彼女に与えた傷を象徴しているのです。

愛と悲しみの祭り

「オノコメノコ、泣き踊れ。月よ陽よ嵐となれ」という歌詞は、メノコと旅人の悲しい運命を表現しています。彼らは、神社で祭りのように泣き踊り、月と太陽が嵐になることを願いました。彼らは、この世の痛みから逃れるために、嵐の中に身を投じるしかなかったのです。彼らの愛は、悲しみの中で咲き、嵐の中で消えていきました。

終わりなき物語

『天つ水のメノコ』は、メノコの悲しい物語を歌い上げていますが、同時に、愛と悲しみ、自然と人間の関係についても深く考えさせられます。この曲は、日本の伝統的な物語の要素を取り入れながら、現代の音楽表現で新しい命を吹き込んでいます。きくお氏の素晴らしい音楽と初音ミクの澄み渡る歌声が、この物語をより一層深く、感動的に表現しています。この曲を聴くことで、私たちは、古き日本の伝説と現代の音楽が見事に融合した世界を体験することができるのです。


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