Hey! Say! JUMPの新曲「メロリ」は、MINAによって紡がれた、複雑に絡み合う情感を描いた楽曲だ。2025年11月26日リリースのアルバム『S say』に収録される本作は、甘美な旋律と、どこか危うげな歌詞の対比が印象的である。

歌詞
うやむやにさよなら
溶けて 溶けて
虚無感さえも愛してる
おはよう あなたの
ために ために
生きてもいいかな
メロ・メロリ
あぁ
メロ・メロリ
メロ・メロリ
あぁ
メロ・メロリ
この甘い手を伸ばせば
まばたき一つで素直になって
あえての遠回りして
感情線 指でなぞって
真っ黒な感情に支配されても
君の純白なドレスには
血痕 一つできなくて
うやむやに盲目
消えて 消えて
放心状態 愛してる
おやすみなさいの
キスで キスで
始まりの合図
好きになってみてよね
好きになってみてよね
アリキタリな感情で
あなたを縛って
メロ・メロリ
メロ・メロリ
あぁ
メロ・メロリ
メロ・メロリ
あぁ
メロ・メロリ
I don't wanna be & 冒険する?
でも この先 WEEKEND
欲望のままに 堕ちて行く 2人ただ
偽りのI love
ツギハギな隠し事
針のような夜を越えて
真っ青な心情に惑わされても
僕の両手はすでに君のもの
その手を握るよ
さよならに言い訳
やめて やめて
君じゃなきゃ意味ないから
すれ違いざまに
止めて 止めて
まだ行かないで
好きになってみてよね
好きになってみてよね
サミシガリヤな僕らは
あなたを縛って
メロ・メロリ
散々な出来事も
混沌な この世界も
単純で曖昧な
感情に飲み込まれて行く
うやむやにさよなら
溶けて 溶けて
虚無感さえも愛してる
おはよう あなたの
ために ために
生きてもいいかな
好きになってみてよね
好きになってみてよね
アリキタリな感情で
あなたを縛って
メロ・メロリ
メロ・メロリ
あぁ
メロ・メロリ
メロ・メロリ
あぁ
メロ・メロリ
歌詞意味
「うやむやにさよなら」「溶けて 溶けて」——そうして始まるこの歌は、決して清らかだけではない、等身大の恋の姿を切り取っている。そこには、虚無感さえも愛おしむような、捻くれたまでに純粋な想いがある。「おはよう」と「おやすみなさい」が同じ景色を映し出すように、この関係に明暗の区別はない。ただ、そこに君がいるという事実だけが、すべての始まりであり、すべての理由なのだ。
「真っ黒な感情」が心を支配しても、相手の「純白なドレス」を汚したくない。そんな矛盾した想いが、「アリキタリな感情で あなたを縛って」という切ない願いへと変わる。それは、まるで「感情線 指でなぞって」確かめ合うように、二人だけが知る秘密の儀式。偽りの「I love」や「ツギハギな隠し事」を抱えながらも、それでも「君じゃなきゃ意味ないから」と繰り返す。
そして、歌全体を通して流れる「メロ・メロリ」というフレーズ。これは単なる囁きではない。感情に飲み込まれ、溶けていく魂の音そのものだ。原田雄一が手掛けたという編曲が、この言葉にどのような色彩を与えるのか、想像するだけで胸が高鳴る。
まとめ
「メロリ」は、ただのラブソングではない。愛という名の混沌に身を委ね、すべてを許容し、それでも「生きてもいいかな」と問いかける、私たちのための生存証明なのである。散々な出来事も、混沌とした世界も、この単純で曖昧な感情の前に、やがて飲み込まれていく。
アルバム『S say』の中で、「メロリ」がどのような音として結晶するのか。11月26日を、今から待ちわびたい。