2026年2月25日発売の2nd ALBUM『Runway』の表題曲として、12月23日にLyric Videoが突如降臨。「Again」は“立ち止まりそうな瞬間に、もう一歩を踏み出す勇気を届ける”ことをコンセプトに、メンバーの太い歌声にブラスセクションを重ねたアンセム・チューンに仕上がった。振り付けは“嵐の中をTake off”という歌詞を象徴するように、袖を風に膨らませる“エアロ・ステップ”が特徴。MVではメンバーが実際にジェット滑走路を走るシーンを収めており、“自分たちの歩み=滑走路”という世界観を視覚化している。

歌詞
さあ 一歩踏み出そう
嵐の中を 今 Take off
握りしめていた
本当に大事だったから
溶けてしまったことにさえ
気づかないほど
躓く事が強くなれる
理由じゃなくて
ちゃんと抱えて背負い込んで
涙拭いたあとどうするかだ
デコボコで曲がりくねった
道に出来ていたこの足跡が
「僕らだけの滑走路」って思えたら
最高だろ
「ありがとう」って言葉だけで
泣けるのは戦っていたから
思い切り生きるから
悔しくて苦しいよな
行こうぜ
またここから走れるように
いつか高く飛べるように
もう一度前を向くよ
諦めの悪い僕らを 笑ってよ
もういちど前を向くよ
下手くそなこの歌を 笑ってよ
lalala...
We're in this together
lalala...
Sorry if we made you worry
lalala...
We're in this together
lalala...
ワガママだけど 笑ってよ
歌詞意味
-
「溶けてしまったことにさえ気づかないほど」
手放せなかった“大事なもの”が無くなったことに後知後覚になるほど必死だった。失敗の痛手を素直に認めることから物語は始まる。 -
「躓く事が強くなる理由じゃなくて」
“挫折は成長の肥料”という説教を否定。ただの美辞麗句にしたくないという強い意志を感じさせる。 -
「デコボコの足跡=滑走路」
誰も通らない凸凹の道こそ、自分専用の離陸地点。傷跡を誇りに変える瞬間である。 -
「ありがとうって言葉だけで泣けるのは戦っていたから」
感謝の涙は“勝利”の証ではなく“闘った”証。結果より過程を肯定する、Aぇ! groupらしい価値観が凝縮されている。 -
「諦めの悪い僕らを笑ってよ」
自己肯定と自虐が同居するフレーズ。ダメな自分を笑い飛ばせる余裕が、次の一歩を生む。
まとめ
「Again」は単なる“応援歌”ではない。
「失敗を肯定する歌」「ダメな自分を抱えたまま飛び立つ歌」だ。
だからこそ歌詞の最後は“笑ってよ”で終わる。
笑えた瞬間、もう既に我々は滑走路に立っている。
嵐の向こうに何があるかなんて、まだ誰にも見えない。
でもこの曲が鳴っている限り、踏み出す足は止まらない。
──“諦めの悪さ”は、意外と最高の翼になる。
「失敗を肯定する歌」「ダメな自分を抱えたまま飛び立つ歌」だ。
だからこそ歌詞の最後は“笑ってよ”で終わる。
笑えた瞬間、もう既に我々は滑走路に立っている。
嵐の向こうに何があるかなんて、まだ誰にも見えない。
でもこの曲が鳴っている限り、踏み出す足は止まらない。
──“諦めの悪さ”は、意外と最高の翼になる。